ライフサポート依頼・障子の張り替え(剥がし編)

2021年12月28日
障子の張り替え 0
今回のライフサポートは、年末という事もあって障子張り替えのご依頼を紹介しようと思います。

一昔前は、年末になると障子張り替えをよく行っていたのではないでしょうか?今は、12月(年末)だからと障子依頼が特に増えるということもなく、ちょこちょこと年中依頼があります。そもそも、最近の家は和室が少ないですからね。

現に障子は12月(年末)に替えても、他の月に替えても障子には関係ありません。
一般的に障子紙の張り替え自体は4~5年が目安と言われています。

しかし障子を張替えると窓から指す太陽光に照らされて真っ白な障子が光るので、部屋全体が明るくなりキレイに見えます。この状況で新年を迎えると確かに良い年になりそうです。

それでは、交換作業を行って行きましょう。
今回はこちらの障子紙を張替えていこうと思います。
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まずは古い障子紙を剥がしていきます。このままだと糊が固まっていますので、障子の裏から霧吹きで水を格子(糊が付いている)部分にたっぷりと吹きかけます。

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格子が透けるくらいたっぷりです。すると糊が柔らかくなり障子紙が剥がれやすくなります。20211225_151935_001.jpg

こんな感じ。しかし糊が厚く付いている所では、無理に引っ張ると格子の木がめくれますのでやさしく引っ張ります。

引っ張ってもきれいに剥がれないときは、さらに霧吹きで水を足してスクレーパーで剥がしていきます。

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スクレーパーを使う際も格子の木を傷めないようやさしく当てて障子紙を剥がします。

ある程度剥がしたのがこちらです
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糊が厚く付いているところは、この段階では無理にはがさないのがポイントです。(格子を痛めてしまいます)

では次にバケツに水を用意し、タオルを濡らし軽く絞って厚い糊を剥がします。タオルに含ませた水で糊を溶かしていく感じで、やさしくこすります。

格子の木も水を吸い弱くなっているので傷めないように注意です。また、タオルで糊を拭いていく際、こまめにタオルを洗わないと、溶けた糊を格子全体に広げてしまいます。

厚い糊の部分も剥がし終えたら、きれいなタオルに水を含ませて格子全体を洗って行きます。

するとバケツの水はこうなります

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基本的に格子はよく洗っても水がきれいになる事はありません

木は常に湿気を吸ったり吐いたりしています。湿気を吸うとき、一緒に汚れも木の内側に取り込んでしまうため、洗っても洗っても汚れが出てきます。キレイにならないからとブラシなどを使ってしまうとササクレが出来てしまうので厳禁です。これらは木の柱なども同様です。

なので洗うと言っても古い糊を取り切るといった感じです。

ここまでの作業を終えたのがこちら

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後ろの壁が白いので一見、障子を貼ってあるみたいに見えますね(失敗)

これで剥がし作業は終わりです。あとはよく障子戸をよく乾燥させます。乾かさないまま障子紙を貼ると障子戸から汚れが出てきて移ってしまうのでよく乾燥させます。

今回はここまでとします。次回新しい障子紙を貼っていきましょう。

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